ボランティアやってたらめっちゃ悩みもあるけどめっちゃ嬉しいことがあった話。
こんにちは。建築屋の純ちゃん(@junchankia)です。
ここ最近のボランティア活動内容についてずっと考えてることがあります。
それはこのまま熊野にこだわって墓地の作業に入ることが本当に僕たちがやるべきことなのか?ということです。
僕の考えは住宅が最優先ではないかと思うわけです。近隣の矢野や小屋浦、天応などはまだ住宅の作業をしているところもあります。
9/13日に熊野町の社協に行って話を聞いたのだけど町内のニーズもほぼ落ち着いたと言われていました。来週もう一度、ボランティアに入ったお宅を回りニーズを聞いて、無ければボラセンも閉めるということです。そのタイミングで外に目を向けるべきではないかと思っています。もちろん今やってるお墓は今週、来週の土日になんとかある程度までは行きたいと思っています。
北部農道のお墓の復旧作業をしている業者さんと話していて僕の迷いは大きくなりました。それは、業者さんにお金を支払って復旧作業をされてる方がいる以上、同じ敷地で僕たちがボランティアで活動していることにどうしても違和感があります。そして重機を入れないと前に進めないという状況もあります。重機を入れるには墓地の各持ち主に了解を得てやるべきだと思うし、それは僕たちが受け持つことではないと思うのです。
僕達&KUMANOが活動できているのは全国のいろいろな方(もちろん熊野の方もいるけど)から支援金を受けているからです。これを還元することが墓地の復旧作業だとは思えないのです。決して墓地の復旧をないがしろに思っているわけではありません。限られたエネルギーをどこに向けるべきかを考えています。
これからも引き続き熊野町内ではイベントやその他の出来ることがあるはずだし、被災された方や被災した熊野町に出来ることを考えるのは今からだと思ってます。
教科書があるわけではないしいろいろな意見があると思います。ボランティアって最大のおせっかいを焼いていると自覚しています。だからこそ楽しくかっこよく自分の思うことを100%したい、そう思っています。チームのみんなが離れていくかも、とか、支援して頂いた方からクレームが起こるのでは、とかいろいろ考えてしまします。
そんなに強い人間ではないから。
だけど人の役に立つってシンプルにかっこいいと思っています。幸いチームのグループラインでこのことを話すと共感してくれた仲間がいました。頑張ろうと思いました。
そしてさっき、僕たちが活動したお宅から電話がが入りました。
「おうちのリフォームしてくれませんか??」
おれはめっちゃ嬉しいです!
ありがとうございます、ぜひお願いします!と答えました。
ぼくは建築屋です。もう一度言います。僕は建築屋です。ボランティアもします。
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西条の友人の飲食店の保健所検査を通すおれ。
被災地は前を向いています。僕たちは方位磁石を持っていません。だから結果的に進んでないこともあります。だけど常に前を向きます。
具体的な行動を起こすのはそう簡単ではないです。失敗といえば失敗ばかりです。でも僕には力になってくれる仲間がたくさんいます。やりがいも感じています。
災害大国の日本で僕たちが経験していることは財産ですらあると思います。僕たちはまだ途中ですが前進しています。これからも前を向いて進みます。
そんな僕が9/16(日)に広島市の横川で話します。チャリティーコンサートのなかで時間をとっていただきました。ぜひお越しください!お願い致します。
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