西日本豪雨災害から1年たって...
7/8という特段思い入れの無い日にやっと書こうと思えました。
西日本豪雨災害からまる一年たちました。2018年7月6日という日は僕にとって忘れられない日になりました。
この災害によりたくさんの人、建物、環境、或いは思い出の品を失った方々がいます。幸いにして僕自身は家族、親族にも直接的な被害がなく、他者をサポートするという役割を僅かながら担うことが出来ました。
本当に多くの方々が失うものが多かった一方で自分自身は得たものが多いという状況にやはり申し訳なさがあるのです。自分が先頭を切って人助けをしたという意識はなく、むしろ人に頼って、そして情報発信のテクニックを微弱ながら駆使したこと、ぼくよりも影響のある全国の方々がそれに答えてくれたこと、そして昔の陸上部コミュニティや地元の方々が親身になっていただいたこと。そして僕のような者を無条件に信用してたくさんの活動費を御支援して頂いた方々。
本当に他者からのあたたかい支援を僕も受けて、誤解を恐れずに言うと、神輿の上に乗ったからには先陣を切って、という思いもありました。また、様々な地域が被災された中で支援や復興の速度が、その声の大きさや或いはマスメディアの露出に影響するようなことも感じたので、積極的に取材を受けたりもしました。
有事というのは僕も含めて良きにしろ悪きにしろ人間らしさが出るものだと改めて感じました。ボランティアセンター発足当時、行政側も同じ被災地ということも忘れ、自分なりの精一杯にあぐらをかいて批判したことはやはり恥ずべきだと思います。
また、そんな人だと思ってなかった方がとても熱い思いで、体もしんどい支援活動を共に支えてくれたことは本当に勇気を頂きました。
土砂撤去作業なんかはやはり一人では到底できません。しかしある時は一人で作業してくれる方も居て、単純に自分も頑張ろうと思い継続することが出来ました。
とはいえ、自分たちがやってきた支援が本当に必要だったのか、という思いは今も僕の中に存在します。自己満足ではないのかと言われればそのような気もしますし、仕事をほったらかして他者の支援をするということを御指摘されたこともあります。
けれども、そのような不安や迷いも実際にありがとう、という言葉を頂くと素直に嬉しく頑張ろうと思え、また共に活動する仲間との会話に中にも充実感がたくさんありました。
結論、ボランティアなんかは自己の為にやることでただのお節介を働いただけです。少なくとも僕はそう思います。やってくれ、と言われては、出来ることならやります、と言い、もうこの辺でと言われれば、わかりましたと身を引くくらいで良いのだと思います。
しかし、ボランティアをしたい側の気持ちと支援を受ける側の気持ちのハブになれたらという思いがあるので&KUMANOというチームの存在は今後も継続していきたいです。
昨年のお盆に避難所で熊野健康スポーツ振興会の縁日イベントを手伝わさせていただいたとき、避難してる子どもたちの笑顔が本当に忘れられません。それを見ていた保護者の方やたくさんの大人の笑い声も。
人と人の間に何か良い作用があるとこんなにも良い笑顔を作れるということ、その笑顔をみた他者が幸福感を得られること。僕は実感しました。
その良い作用を作る原液として少しでも自分がその一滴となれるのならやはりそれは幸せなことだと思います。
災害から1年たち本当にいろんな思いの方がいると思います。僕は僕の一滴を注ぎたいです。今回の災害を経験した者の一人としての決意です。また来年がどうなるか僕にはわかりませんが2019年7月8日の気持ちをここに記します。
幸いにも7/20.21は「見せよう!熊野の底力!元気!復興!笑顔!」というイベントに携わせて頂きます。このイベントでたくさんの笑顔が生まれるよう、自分の役割を全うしたいです!よろしくお願いいたします。
高知県のフェスで西日本豪雨の写真展示します!
こんにちは。広島で建築屋をしている純ちゃん(@junchankia)です。
最近はボランティアの人みたいになっています!
来る4月13日、高知県は佐川町で開催される「しなやかフェス2019春」というイベントで西日本豪雨とボランティア活動の写真展示をさせて頂きます。
久しぶりのブログ更新が思いっきりイベント告知で大変申し訳ないのですが、書く気になったので書くことにしました。
まず、しなやかフェスとはなんぞや!?と思った方は公式サイトが出来たのでこちらを見てください。
僕は過去2回参加させてもらってるのだけどとても温かくて優しいイベントです。あと手作り感が半端ない、なぜなら手作りだから!
お勧めです!
ツイッターで #しなやかフェス で検索するといろいろな発信が見れて楽しいですよ!
さて本題です。今回僕が西日本豪雨の写真展示をしようと思ったわけを話したいと思います。
まず僕が何故ボランティア活動を始めたかというと、これは単純に自分が住んでいる町、広島県の熊野町が被災したからです。
歩いて行ける範囲がこんな状態でした。
これは実家の裏。
娘の通うプールも被災しました。
そんな時に僕の同級生宅が被災したと聞きました。ちなみにその友人の御兄弟の子供がうちの子と同級生ということも大きかったです。
現場に行くと膝が埋まるくらいの土砂が家を貫通していました。それをみると体が動かずにはいられなかったです。
こう書くとなんだかかっこいいけど僕はあの東日本大震災でも2014年の広島県の8月豪雨でさえ何もしていないような人間です。
だけどさすがにこんな近くであんなことが起こると僕みたいな人間でも動くことが出来るのですね。
幸い友人宅では犠牲者は出ませんでしたが熊野町では12名の方がお亡くなりになりました。
発災当初はボランティアのやり方も分からない、ボランティアセンターも立ち上がってないし何もわからない状態でした。ただSNSでの情報発信と情報収集ができたのでそれを見て現場であーしよ、こーしよ!って具合にやっていたのを覚えています。
そんな中でボランティア活動するにはボランティア保険に入らないということを知りました。ツイッターで教えてくれたと思います。
現場には僕の投稿を見て来た人、その投稿を見て発信してくれた高校生などたくさんの人が来てくれました。
だけどその人たちはボランティア保険の存在を知りませんでした。
知らなかったから教えました。ボランティア保険入らないとまずいよ!って。
僕がやったのはこれだけです。この繰り返しでした。自分が知りえたことを同じ目的を持ったそれを知らない人に教えただけです。
もしかしたら分からないことを分かる人に聞くのが得意だっただけかもしれませんね。
活動しているとお金がかかることにも気づきました。自分たちにもかかるし被災されたに方にもかかります。そこで簡易的なクラウドファンディングであるpolcaを利用しました。当初はボランティア保険料を負担する為に始めました。
そしてお金というのは瞬発力があり、ある程度は万能であることに気づきました。特に時間との戦いでもある災害現場では有効でした。そして周りには協力してくれる仲間がたくさんいました。だから本格的に独自で活動する為、活動資金を集めるために仲間とボランティアチーム&KUMANOを立ち上げることにしました。
後にお金ではどうにもならないことにも直面するのですが。
僕は今回の災害をきっかけに様々な経験をさせて頂きました。もちろん悲しいことが起こった出来事なので本当に言葉を選ぶのですが、僕の人生に於いてはプラスになったことが大きいです。
自然の力の凄み、そして人間にも力があること。極限状態でその人の核が見えること。本当に様々です。文章にできないことの方が多いのだろうともいます、言えないとかではなくね。基本的には良い人多いですよ、世の中は!
僕は直接的な被災者ではないですが、自然災害を曲がりなりにも経験しボランティア活動も経験した人間です。だから知らない人に伝えたいという気持ちがあります。
生きていたら災害や人災が起こるかもしれません。そりゃ起きないにこしたことはないし、起きると思って必要以上に心配しなくてもいいけれど、いざ直面した時に知ってるのと知らないの違いはあると思います。
そうした意味でも僕が経験したことをきっかけになにか気づくことがあれば良いなと思って。
その一回目が今回、高知県で開催される「しなやかフェス2019春」で出来ることは本当に大きいです。しなやかフェスはSNSで出会った人の待ち合わせ祭りみたいな感覚なのですが、災害直後で僕が冷静ではない時、遠くで応援してくれる友人は本当に心強かったんです。中には遠くからボランティアに来てくれた人もいるし、募金もしてくれた人もいます。
SNSってリアルとは別と思ってる人多いかもだけどほぼリアルです。体温のある使い方をしていればそんな人が集まってきますよ!
本当に救われたんですよ!
写真展示の写真を携帯から選ぶ作業をしていると200枚超えました。僕が撮った写真と&KUMANOのグループラインアルバムから選んだものです。SNS上ではあげにくかったけど僕が見てほしい写真をもって行こうと思います。
ちなみにこれは4/1の写真です、災害ごみ置き場のグランドです。まだこんな感じ。
会場にはたくさん美味しいものやいろいろな面白い人がいるので楽しくお話しできればと思っています!気軽に話しかけてもらえると喜びますのでよろしくお願いいたします!
それでは高知県であいましょう!
高知で美味しいかつおのたたきとトマトを食べたい方も是非よろしくお願いします!
しなやかフェス公式HPはこちらから!
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&KUMANO活動報告
こんにちは。広島で建築屋をしている純ちゃん(@junchankia)です。
早いもので西日本豪雨より今日で4か月がたちました。僕たちのチームは毎週1回程度、かなりの少人数になりましたが先週の日曜日も3人で活動しました。
今日は皆様に活動資金の内容報告をします。
10月末の時点で延べ132口の支援者より¥3,831,901もの大きな支援を頂きました。
熊野町のみならず全国各地の個人や団体様より温かいご支援のおかげでこれまで活動してくることが出来ました。本当にありがとうございます。一言ではこの気持ちを伝えることが出来ないほど、支援者の皆様には感謝しております。
活動資金の支出は10月末時点で¥1,083,760を使用させていただきました。
内訳は
ボランティア保険料・・・¥93,450
被災宅へ物的支援・・・¥98,657
避難所へ物的支援・・・¥170,447
他団体へ支援金・・・¥350,000
道具・・・¥205,585
食事・・・¥98,580
謝礼金・・・¥65,077
雑費・・・¥1,964
以上です。
本当にこれまでいろいろ考えながら、悩みながら、大切なお金の使い道を検討してきました。自分たちで集めることを決めたとはいえ、大きな金額を託してもらうことに正直とてもしんどい気持ちもあります。
だけど災害復旧や復興、またボランティア活動にはお金というツールが切っても切り離せないことをとても感じています。
そしてもう一つ、ボランティア=無償という概念がどうしてもきついハードルになっているのではないかと思います。そこを解消するための一つとして僕たちのチームは飲食や道具は支援金から使わせていただいてます。負担するのは心と体で良いと!
内訳金額については賛否あると思いますが現状をありのまま公開することにしました。
今後もいろいろなことを考えながら活動していこうと思っています。
このまま個人団体として活動するのか、法人格をとるのか、はたまた解散して残りの支援金をまたどこかの団体なり自治体に預けるのか。
僕自身も日々の生活、仕事に接する時間が長くなるにつれて災害のことが薄れていくことがしばしばあります。
ですが、今後も自分たちなりに何が最善かたくさん考えていろいろな方法で進んで行こうと思います。
西日本豪雨災害についてもう昔のことのように、あまり触れられなくなっています。月並みですがまだまだ終わっていません。今後とも応援よろしくお願いします!
最近、いろいろなことを考えすぎて発信することをためらうことが増えてました。ひとつはこのボランティア活動についてでした。本当にたくさんのお金を託され、自分がリーダーとして責任を全うしているのか?ほかにもっと有効な活用方法があるのではないか?とかいろいろ考えてました。
今日で4ヶ月という節目を機に皆様から支援していただいた大切なお金について公開することが出来ました。
ありがとうございました。
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しなやかフェス2018秋、これだけは言いたい!
こんにちは。広島で建築屋をしている純ちゃん(@junchankia)です。
2018年10月8日、三重県は四日市市でひとりのきゅうり農家が「しなやかフェス」と称した、きゅうりの収穫祭に家族で行ってきました!
公式HPはこちらです!
しなやかフェス2018秋についてはこちらのブログを読んでみてください!
今日の僕はこれを言いたい。
「やりたいことがあればやればいい、これはガチで!」
ほら、10/6の夜広島から車中泊する気満々で出発するんだから。
今日の僕はこれを言いたい。
「やりたいことがあればやればいい、これはガチで!」
ほら、彦根の神様、イトーちゃん@SOMASOMA0416 にも道中で会えるんだから!
車旅の醍醐味だわ!
今日の僕はこれを言いたい。
「やりたいことがあればやればいい、これはガチで!」
道中でヒッチハイクしてた大学生ともステキな話ができるんだから!
立命館大学で政治分野を学んでるという戸神雄揮くん。
これも車旅の醍醐味だな!
今日の僕はこれを言いたい。
「やりたいことがあればやればいい、これはガチで!」
ほら、娘が可愛いんだから!
うちの子アイスは必須ですよね、毎回。
今日の僕はこれを言いたい。
「やりたいことがあればやればいい、これはガチで!」
四日市のアクアイグニスって温泉で娘と娘の友達(大人)とでこんな笑顔が出来るんだから!
いろんな大人を知ってるのはめちゃいいよね!
今日の僕はこれを言いたい。
「やりたいことがあればやればいい、これはガチで!」
今回の主催者、しなやんのしなやかファームで娘たちが可愛いの見れるんだから!
顔と想いが見えるきゅうり農園“しなやかファーム”百姓 しなやんのブログ - g.o.a.t
今日の僕はこれを言いたい。
「やりたいことがあればやればいい、これはガチで!」
娘たちがアクセサリー作家のお母さんの手伝いを真剣にしてるの見れるんだから!
ほら、しなやかフェス始まったけど始まる前にもめっちゃ楽しむことができたよ!
しなやかフェス代表のわいざんと司会のしゅんくん!わいざんはともかくしゅんくんの司会進行ぶりがマジでサイコー!
悩み聞き屋をしている僕にもさっそくお客様が!(笑)
ハイボール娘のめめたんにハイボールをいただいた!二日酔いの僕の迎え酒にちょうどいいドリンク!(笑)
おしゃれ農家、アスパラのなおみさん!熱い女!めっちゃ良い!
前回、春に会ったみゆきさんにボランティア支援金まで頂いた!ありがとうございます!
三重県のナッキーは僕きっかけでTwitter始めたそうだ!サイコーかよ(笑)
また語ろう!
DJわいざんで三女がめちゃ盛り上がってたし!
泣かすぜナスケンチャレンジ。泣くわな、会場に居たら。
詳しくはヒデさんブログで。
もはや恥ずかしさが無くなったという主催者しなやんのエアギターさばき!!!!ギターが見えたわ。
そしてフィナーレ!もうこれまで情報量多すぎてただただ見とれてた。来春2019年春に第四回を開催宣言したのだけ覚えてる。
遊び疲れの三女。こういうの良いな。
前回初めて会った藤田さん!お互い人見知りでもじもじだった前回だけど今回はもじ、くらいで2ショット撮れた!前進だ!
言っとくけどこの写真だけじゃないからね!!!!ほんとに伝えるって難しいよね(笑)
次の日。10/9です。
少しグロです、気を付けて。
猟師のあずさがやってるかふぇたかのの駐車場で車中泊。朝に一緒に罠のチェックしました。
そしたら掛かってた。写真は締めた後です。
僕の妻、娘×3、あずさの娘×2も一緒に最後まで見ました。命を頂くということをみんなで体験させていただきました。平日だから学校、幼稚園休ませたけど絶対に学校じゃ教わらないこと教わったと思う。僕も含めて。
そして、滋賀県のラコリーナという素敵な場所によってのんびり帰りました。
今日の僕はこれを言いたい。
「やりたいことがあればやればいい、これはガチで!」
実は、始めは金銭的なことやなんやかんやでしなやかフェス参戦は控えようとしていました。
だけどやっぱり行くことにしてよかった!よかった!よかった!
「やりたいことがあればやればいい、これはガチで!」
「やりたいことがあればやればいい、これはガチで!」
「やりたいことがあればやればいい、これはガチで!」
この言葉はわいざんがステージで言った言葉。
僕もこれは100%一致だ。
成功とか失敗とか世間体とかまじで関係ないんよ!
「やりたいことがあればやればいい、これはガチで!」
今日はこれだけです。ありがとうございました。
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災害ボランティアは僕に何をもたらしたのか。西日本豪雨災害から3カ月です。
こんにちは。広島で建築屋をしている純ちゃん(@junchankia)です。
先日のチャリティコンサートでの支援金受取りの様子。
西日本豪雨からもうすぐ3ヵ月経とうとしています。今回の災害が僕に何をもたらしたのか。結構毎日のように考えています。
災害後、初めてのブログに発生時からのことを書いていますのでそちらもどうぞ。
僕は4年前に起こった安佐南区八木の土砂災害の際は体もお金も気持ちもそこへ動かすことが出来ませんでした。もちろん近くを通ると気にはなっていましたが、やっぱり行動には移すことが出来ませんでした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ ←安佐南区土砂災害はこちら
本来の僕はボランティア精神にあふれるような人間ではないです。このことは僕の古い友人なら分かるような気がします。基本的に僕は本当に他人に興味が無い人間なのです(笑)
長野の友人がボランティアへとスイカくれた!
だけど今回ばかりは本当に体が自然と動いたというか、日常に介入してきた災害に目をそむけていられませんでした。こんな書き方するとかっこよく書きすぎな気もするけど。
実家の裏。
災害は僕たちの日常をあっさりと奪いました。交通手段、物流、情報も滞ったし思考の冷静さまで奪いまいました。
膝上まで埋まる土砂を初めて見たときはゾクゾクと震えるようでした。どのようなテンションで作業していいかも分かりませんでした。必要以上にイライラしたり不安にもなりました。
だけど災害は僕にたくさんのことを教えてくれました。たくさんの経験を積ませてもらいました。これは現在進行形です。
通常の生活では出会うことが無かった方たちにも出会えました。150人以上いる中で自分の経験や思いを語ることもできました。もちろん災害なんて起きないことが一番なんだけど。起きたからにはどうするか、これから起きることに対して僕がどうアプローチできるのかと考えています。
僕にお金を託してくれる方もたくさんいらっしゃいます。中には被災されてる方もいました。お金にも体温があると確かに感じました。お金はバトンだと感じました。
僕たちにできないことはたくさんあります。お金はそれを出来るように変換してくれました。重機や道具や被災者のアイスや避難所のおもちゃやスタッフのお昼ご飯として。
自宅まで支援を渡しに来ていただきました。
ボランティアチーム&KUMANOには現在41名(夏の帰省時に活動していたメンバーも含む)のメンバーがいます。しかし今のアクティブメンバーは10人程度です。しかも週末がほとんどです。そんな状況ですが町の様子や周りの状況を自分の範囲で見る限りは少しずつ復旧していると感じていました。
ですが先日、以前ボランティアに入ったお宅に行きました。ふと様子を見に。そうしたらそこのおじいさんが波板屋根を取り付ける作業をしていました。雨が降ると床下の土間から水がしみてくるそうです。そこの家の裏は河川の決壊でたくさんの土砂が家に入りました。裏の田んぼも浸かり地形も変わりました。
まだまだ現在進行形でした。
僕たちには何ができるのでしょうか。
どう関わっていくことができるのでしょうか。
帰り際におばあちゃんが走って何か取りに行かれました。
ペットボトルのアイスコーヒーをいただきました。
このような人たちが災害により僕に影響してくださっています。
圧倒的な力があるわけではないし、全部に手を回せるわけでは決してないですが、僕の経験したことやこれからの考えていることは発信していきたい。一人でもそれで楽になる人がいるのなら。
幸い今僕に協力して頂いている方はとても前向きな方が多いです。本当にありがたいです。
土砂出しなどのハード面の作業も重要だし、次は何か楽しいことが絶対に必要です。
そんなことをたくさんしたいな。
小学校の校庭に行ったときに子供たちがめっちゃうるさかった!(笑)
多分これが良いんですよね!なんか尻すぼみ感が満載だけどこんな風に悩んで考えてます!
そして僕は建築屋です。実はボランティアに入ったお宅のリフォーム工事を請けることにもなりました。僕の仕事が次の生活に向けて応援できる要素になってとても嬉しいです!
言葉では形容できないんですがめっちゃ嬉しかった!もっと頑張ろう!って気にさせて頂いた。
僕の人生の時間で7/7、災害が起きた次の日、なんも考えづにスコップをもって行って良かったと思います!
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10/13(土)に夫婦でカフェ店長します!広島県東広島市にて!
こんにちは。建築屋の純ちゃん(@junchankia)です。
早速ですが今回は告知です。僕たち夫婦、東広島のKUSSUNガレージにて一日店長をさせて頂くことになりました。
詳しくはこちら、わいざんのブログを呼んだほうがわかりやすいです!(笑)
こんな感じで僕たち夫婦が店先に立って楽しみながら接客をしたいと思っています。
僕たちはいつかお店がしたいと思っています。たくさんでは無くても好きな人や素敵な人にたくさん会いたいから。場所は熊野町の自宅の隣で。自宅の隣でしたいわけはやっぱり人を迎えたい思いがあります。
僕の実家はあまり人が集まる家ではなかったし、子供のころ親戚の家とかに集まる機会が多くてそれで僕の家にも来てほしいなって感覚がありました。
僕は35歳ですが30歳の時に親しい友人が亡くなりました。その時に自分が生きてることを再認識したし、時間が有限だと心から思ったんです。だからやりたいことはやろう、自分らしい時間の使い方をしよう、と思いました。おれは生きてるんだぞ!ガンバレおれ!って感じで。
とはいえ日々の生活もあるし3人の娘もいるし、という言い訳を数年しているのですがなかなかその夢を実現できていないのです。毎日楽しいってのもあるのかもしれない。ほんと充実しています!
そんな中で昨年末にわいざん(アフロ)やくっすん(星)と出会いました。
わいざんは今まで出会ったことないタイプの人で完全に芸能人の友人って感覚かも!(笑) だけど話してておもしろいし勉強になるし、ステージ前にはめっちゃ緊張してるし。出会ってから僕たちも楽しくさせてもらってる。
くっすんに限っては同い年ということもあって自分的には親近感が沸いてるし、くっすんが彼の自宅横にガレージカフェを建設したことがまるまる僕の夢だから勝手にシンパシー感じてます。ボランティアも7月の一時帰国後すぐに来てくれました。涙
そんな彼はスリランカから緊急帰国で緊急手術って。。。マジで元気になれ!
そして9/30は夫婦カフェに来い!病気になってんじゃねぇよマジで。
あっ、台風で10/13に変更したからこれるね!
結果オーライ!
応援はほどほどにして、僕はそれこそ30歳までは人見知りを人見知りとして生きていました。確かに今でも人見知りなんですがね。なんかもったいないって思ったんですよ。
生きてていろんな人に出会えるんだからいっぱい出会って話せて吸収して振り返ってみたいな。
妻の亜紀ちゃんは僕に輪をかけて人見知りです。人見知りが原因で僕とケンカになったりします。イベントの接客態度とかで。僕たちほんとケンカ多いですから!
その辺も感じてくれたら面白いかも。夫婦の食堂みたいなんでたまに気まずい店ってありますよね??
そんな感じになるかも!とにかく一回やってみないと分かんないですから自分たちなりに楽しくできるようにやってみますね!
亜紀ちゃんのアクセサリーワークショップもまだ申し込みゼロみたいなのでそちらもよろしくお願いします!
チクチク、、、デニム生地にスパンコールを刺繍しています。
— 武田亜紀(あきちゃん)アキセサリー作家 @kiaandcokia (@kiaandcokia) September 20, 2018
フランス旅で仕入れたやつ♥
花の形であまりキラキラ光沢の無いマットなやつ。
耳飾りにします*ˊᵕˋ*
可愛く仕上がりそうで、テンション上がっています♥♥
30日の #kussunガレージ じゅんちゃん&あきちゃんカフェにも持って行きます♪ pic.twitter.com/p1CS7sudsa
ワークショップ参加はわいざんブログよりお申込みお願いします!
夕食は武田イチオシの手作り肉まんプレート出します!これはうまいんよ!笑
この絵がおもろいから使いたくなる!
僕も建築の話や娘の話やボランティア話をいろんな人としてみたいす。お客さんが楽しい時間を過ごせるようにがんばりますね~!それでは今週土曜10/13はどうぞよろしくお願いします!
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ボランティアやってたらめっちゃ悩みもあるけどめっちゃ嬉しいことがあった話。
こんにちは。建築屋の純ちゃん(@junchankia)です。
ここ最近のボランティア活動内容についてずっと考えてることがあります。
それはこのまま熊野にこだわって墓地の作業に入ることが本当に僕たちがやるべきことなのか?ということです。
僕の考えは住宅が最優先ではないかと思うわけです。近隣の矢野や小屋浦、天応などはまだ住宅の作業をしているところもあります。
9/13日に熊野町の社協に行って話を聞いたのだけど町内のニーズもほぼ落ち着いたと言われていました。来週もう一度、ボランティアに入ったお宅を回りニーズを聞いて、無ければボラセンも閉めるということです。そのタイミングで外に目を向けるべきではないかと思っています。もちろん今やってるお墓は今週、来週の土日になんとかある程度までは行きたいと思っています。
北部農道のお墓の復旧作業をしている業者さんと話していて僕の迷いは大きくなりました。それは、業者さんにお金を支払って復旧作業をされてる方がいる以上、同じ敷地で僕たちがボランティアで活動していることにどうしても違和感があります。そして重機を入れないと前に進めないという状況もあります。重機を入れるには墓地の各持ち主に了解を得てやるべきだと思うし、それは僕たちが受け持つことではないと思うのです。
僕達&KUMANOが活動できているのは全国のいろいろな方(もちろん熊野の方もいるけど)から支援金を受けているからです。これを還元することが墓地の復旧作業だとは思えないのです。決して墓地の復旧をないがしろに思っているわけではありません。限られたエネルギーをどこに向けるべきかを考えています。
これからも引き続き熊野町内ではイベントやその他の出来ることがあるはずだし、被災された方や被災した熊野町に出来ることを考えるのは今からだと思ってます。
教科書があるわけではないしいろいろな意見があると思います。ボランティアって最大のおせっかいを焼いていると自覚しています。だからこそ楽しくかっこよく自分の思うことを100%したい、そう思っています。チームのみんなが離れていくかも、とか、支援して頂いた方からクレームが起こるのでは、とかいろいろ考えてしまします。
そんなに強い人間ではないから。
だけど人の役に立つってシンプルにかっこいいと思っています。幸いチームのグループラインでこのことを話すと共感してくれた仲間がいました。頑張ろうと思いました。
そしてさっき、僕たちが活動したお宅から電話がが入りました。
「おうちのリフォームしてくれませんか??」
おれはめっちゃ嬉しいです!
ありがとうございます、ぜひお願いします!と答えました。
ぼくは建築屋です。もう一度言います。僕は建築屋です。ボランティアもします。
↑
西条の友人の飲食店の保健所検査を通すおれ。
被災地は前を向いています。僕たちは方位磁石を持っていません。だから結果的に進んでないこともあります。だけど常に前を向きます。
具体的な行動を起こすのはそう簡単ではないです。失敗といえば失敗ばかりです。でも僕には力になってくれる仲間がたくさんいます。やりがいも感じています。
災害大国の日本で僕たちが経験していることは財産ですらあると思います。僕たちはまだ途中ですが前進しています。これからも前を向いて進みます。
そんな僕が9/16(日)に広島市の横川で話します。チャリティーコンサートのなかで時間をとっていただきました。ぜひお越しください!お願い致します。
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